金刺 潤平
Junpei Kanazashi
和紙、和紙工藝
‘Washi’ Japanese Paper, ‘Washi’ Crafts
略歴
- 1959年
- 静岡県沼津市生まれ
- 1983年
- 上智大学理工学部卒、同時にJYVA一年間派遣ボランティアとして水俣へ
- 1984年
- 作家石牟礼道子氏の勧めで紙漉きを始める。熊本・宮地和紙の宮田寛氏、福岡・八女和紙の松尾成幸氏に手ほどきを受け、水俣浮浪雲工房主宰し、胎児性水俣病患者らと紙漉きを始める。
- 1991年
- 第5回世界竹会議竹と竹紙のオブジェ製作
- 1993年
- イグサ（八代市）の製紙原料繊維化技術に成功（特許）
- 1994年
- 立体紙の考案
- 1995年
- インドネシア、ドイツでワークショップ
- 1998年
- 葦紙（新潟県豊栄市）の開発、制作指導
- 1999年
- 国体熊本県大会表彰状用紙作成、天皇皇后杯他を担当する
- 2000年
- サラワクの少数民族ルンバワン族と紙、染色のワークショップ（NGO:Society of Atelier Sarawak）
- 2000年
- ブラジル、アマゾンでの天然繊維活用のワークショップ（NGO: POEMA）
- 2002年
- 無廃棄物イグサパルプの開発（特許）
- 2003年
- 大分県竹田市に竹紙の技術移植、色落ち海苔の製紙原料化研究
- 2005年
- JICA草の根協力事業でブラジル、アマゾンへ
- 2006年
- 廃棄イグサを活用したゼロエミッション高機能壁紙「かみいぐさ アイビーウォール」で第二回ものづくり日本大賞優秀賞受賞
- 2008年
- JICA草の根協力事業で、ウズベキスタンのサマルカンドペーパー復元復興事業でKoniGHilMerosに派遣
- 2009年
- かみいぐさアイビーウォール熊本県新事業支援調達制度認定商品となる
- 2010年
- 熊本県伝統工芸師として指定される
- 2014年
- 宮内庁より両陛下が各国元首宛てに直筆英文で出されるグリーティングカードの制作指名を受け制作する
- 2017年
- 水俣市国際交流協会会長 緑化推進機構から「森の名人（紙漉き）」の認定
- 2020年
- 2020熊本県伝統工芸協会会長
浮浪雲工房（はぐれぐも工房） http://www.hagure.org/