出展者紹介 菊地 章

菊地 章

Akira Kikuchi

南部鉄器

岩手県内の様々な方々とものづくりを通して
地域貢献をして参りたいと思います。

略歴

創業嘉永元年(1848年)創業及富6代目の次男として生まれ、
地元工業高校インテリア科を卒業し、東京高尾にある造形大学彫刻科に進み、彫刻と鋳造を学ぶ。

1979年
東京造形大学卒業 世田谷大森アトリエ入社
1981年
3月 大森アトリエ退社、
4月株式会社及富入社 デザインと原型を担当
1982年
総合水沢病院待合室に鳩をデザインしたレリーフを鋳造し、設置する
1983年
水沢鋳物工業共同組合からの派遣により、ドイツフランクフルトメッセに南部鉄瓶を輸出しアテンド業務を行う
1983年
当時古典的な鉉を配した鉄瓶が主流であったが、持ち手と本体を一体化したモダンデザインのスワローポットを発表
時代を超えて、2021年にグッドデザイン賞受賞
1985年
東北新幹線開業水沢江刺駅コンコースに輪と光レリーフをデザイン、設置
1986年より
岩手県内、宮城県内、神奈川県内の街路計画に参入し、モニュメント、街路灯、サインなど、多種の鋳造品を手がける
1987年
専務取締役に就任 以来 経営業務に携わる
2011年
3月11日東日本大震災を体験 2時46分 鋳造作業を終える間際に、未だかつて体験した事がない大きな揺れに職人一同が恐怖に呑まれた。此の時、溶鉱炉に多量の鉄が溶けていた
2013年
中国人に於ける鉄瓶愛好者が増加して、所謂鉄瓶爆買いにより震災以降の低迷した工場に活気を取り戻す
2017年
最新鋭の鋳造方法である3Dプリンターに取り組む
岩手大学、奥州市役所と連携して、産学官プロジェクトに参入する
2020年
GODZILLA鉄瓶が日本鋳造工学会よりキャスティングオブザイヤー賞を受ける
2021年
南部鉄器スワローポットがグッドデザイン賞受賞
2022年
同スワローポットが台湾でのゴールデンピンデザインアワードを受賞
2023年
岩手県知事を表敬訪問

及富 https://oitomi.jp/